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生活・暮らし 階段
2025.02.06

光と影が生み出すアート階段!建築家と職人技の舞台裏を大公開!!

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「こんな階段、見たことない!」職人技×建築デザインの最高傑作



こんにちは、クレバリーホーム島根・鳥取・広島です。


今回はお客様からよくご依頼をいただく「造作階段」の製作秘話をご紹介します!!
ご紹介する階段はクレバリーホーム鳥取店のモデルハウスで制作した階段です。




株式会社タハラ様 主催
階段フォトグランプリ 2023年 アイデア賞 受賞作品




家づくりにおいて、階段は単なる移動手段ではありません。
家族の毎日を繋ぐ大切な場所であり、住まいの顔となる存在でもあります。


クレバリーホームでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや想いを丁寧に汲み取り、世界に一つだけのオリジナル階段をデザインいたします。


今回は、そんなクレバリーホームの設計力・デザイン力・こだわりが詰まったリビング階段の製作秘話を、実際の設計担当者と階段メーカーの対談形式でご紹介いたします。






光と影が織りなす、圧巻のデザイン階段



クレバリーホームの建築家 田中(以下、田中):石﨑さん、今日はよろしくお願いします。


株式会社タハラ 石﨑さん(以下、石﨑):よろしくお願いします。


田中:早速ですが、鳥取店のモデルハウスの階段のエピソードで、特に印象に残っていることを教えてもらえますか。


石​​﨑: ありますよ。一番最初に驚いたのが、「階段の裏側をデザインしたい」と言われたことでした!!


田中: ああ、言いましたね!あのモデルハウスは、玄関ホールからキッチンダイニングに入るとリビングにある階段の裏側が見えてしまう間取りだったんですよね。それで、通常なら隠す場所なんですが、「階段の裏側をデザインしたらどうなるんだろう?」という発想から始まったんです。


石​​﨑: そうでしたね。その時、田中さんから「階段の裏側を何かに活用できないか?」と相談されたのを覚えています。それで、「どんなデザインがいいですか?」とお聞きしたところ、「階段の下を屋根の下地を支える細い木材で装飾する」というアイデアが出てきました。


田中: ええ。神社などでよく見る、細い木材(垂木 たるき)が整然と並んでいるイメージですね。日本建築は木材の使い方がとても美しいので、その美しつさを階段で表現できか?って、思ったんですよ。


石​​﨑: それを聞いた時は、正直「どういうこと?」と思いました(笑)。まっすぐな木材を細かく並べて統一感を出すデザインということでしたが、もっと詳しくお話を伺おうと思い、やり取りを重ねました。





田中: 実は、僕は元々階段を支える桁(けた)を1本の力桁(ちからげた)が好きなんです。抜け感があっていいなと思っていたんですが、この力桁(ちからげた)をさらに細くできないか?と、考えていました。ただ、普通に考えると強度的に難しいですよね。そこで、「力桁(ちからげた)1本ではなく、力桁(ちからげた)を6本に分割し、力桁(ちからげた)と同じ厚みにしたらどうか?」という提案をしました。


石​​﨑: そうでしたね。それに加えて「階段下を明るくしたい」という話もありましたよね。


田中: 階段で細い木材が整然と並ぶデザインは、僕自身も見たことがなかったので、そもそも可能なのか?という話から始まったんですが、石﨑さんが「作れる!!」と言ってくださったので「じゃあ、やってみよう!」となりました。


石​​﨑: 僕も見たことも作ったこともなかったんですが、階段の構造や材料の強度を考えれば、今回採用したような桁の配置や細さなら問題ないと確信しました。ただ、見た目だけでなく、見えない部分の補強や強度の確保が課題でした。補強材をなるべく目立たせず、デザインを損なわないように工夫しました。


田中: その辺りは、僕には分からなかったので石​​﨑さんにお任せしました(笑)。実際、補強の仕方について「細い木材を並べるなら補強材が必要だけど、それが見えると格好悪い。だから、補強材が視線を遮らない角度の斜めに入れましょう」と提案してもらって、「なるほど!」と思いました。現場で完成したものを見た時、本当に補強材が見えなくて驚きました。


石​​﨑: ありがとうございます。補強材が見えず、光がしっかり通るように工夫しました。キッチンからリビングを見た時に、細いラインがきれいに見えるようにするには、光の取り入れ方が重要だと思ったんです。光をうまく取り入れることで、ラインがより細く見え、並んでいる美しさが際立つと考えました。





田中: なるほど。天才的ですね!僕はそこまでの発想は出てこないです。


石​​﨑: いえいえ、まだまだです。ただ、このアイデアを工場側に伝えるのも大変でした。


田中: そうでしょうね(笑)。工場の人も最初は「ええ?」って感じになりますよね。


石​​﨑: そうなんです。僕も営業経験17年ですが、階段の裏側をデザインしたいという要望は初めてでした。それをどう説明するかを悩みながら、製作のスタッフと打ち合わせを重ねていきました。


田中: 桁(けた)の厚みを30ミリずつに分けたのは、力桁(ちからげた)を6本に割るとその厚みになるからですよね。僕はさらに桁(けた)を細くしたいと思ったのですがが、強度が落ちるため。でも石﨑さんが「桁(けた)の角を面取り(めんとり)するこで、強度を落とさずにさらに細く見せることができる。」と提案してくださったときは、感動しました。


石​​﨑: 光の入り方や、桁(けた)の下を面取り(めんとり)することで、斜めから見た時にさらに細く見える効果もありました。また、面取り(めんとり)することで、人が通る際に、例えばお子さんが頭をぶつけても怪我をしづらくなり、安全性も確保できました。





田中: 本当にいろいろ考えてもらって助かります。言われてみると「確かに!」ってなることが多いです。



田中: なるほど、そういう理屈だったんですね。改めて聞くと理解が深まります。


石​​﨑: 30ミリの桁を6本使ったのは、理屈があってこそ。「このデザインならいける」と確信していました。


田中: 階段の真ん中に薄い桁(けた)を入れたからこそ実現できたんですね。本当に良い階段になりました。


田中: そういえば、最初は踏み板(ふみいた)に穴を開けようとしていましたよね。


石​​﨑: ええ。光をもっと取り込めるのでは?と考えていました。


田中: 夜に電気をつけたら、星空みたいになるんじゃないかって話してましたね。


石​​﨑: そういう想像も楽しいですよね(笑)。





田中: それを本当にやりたいから、「アクリルとかガラスをその穴に入れられないの?」と相談しましたよね。


石﨑: そうですね。素材をどうするか?、固定方法はどうするか?、光はどう入るか?、強度をどう出すか?、大きさはどこまでいけるか?など、色々調べました。


田中: 私は言うだけなので(笑)。穴もランダムで、穴の大きさもランダムで、開ける位置もランダムでお願いしたいとか、色々要望を言いましたよね。


石﨑: そうでしたね。夜空のイメージでいくと、穴の大きさもランダムでないと面白くないだろうなと思っていました。


田中: 予算的に難しい。となって断念しましたが、いつかやってみたいですね。1段2段だけでも、試してみたいです。


石﨑: 折り返し階段の場合、踊り場部分に穴を開けて光を灯すのは面白いかもしれませんね。


田中: どこかで試してみたいですね。


石﨑: 何か機会があれば。


田中: 石﨑さんのすごいところは、私が言うような突飛なアイデアを真摯に受け止めて考えてくれるところですよね。しかも、考えてくれた上で「これならできます!」という方法論を導き出してくれるじゃないですか。普通なら「できません。」とあしらわれてしまいそうなことを、石﨑さんは現実にする力があるというのは本当にすごいと思います。


石﨑: ありがとうございます。それが仕事をしていて一番面白いところではあるので、自分が発想し得ないことを色々言っていただいて、それをどう具現化するかで、形にできた時にお互い顔を見合わせて笑ったり、それが嬉しくて。お客様が希望されることであれば、一生に一度の買い物なので、夢を叶える形をご提案できた方が喜んでいただけると思うので、喜んでもらうためには、どこまでも頑張ろうと思います。田中さんの場合は、一度ご提案すると、「だったらこういうこともできるんじゃない?」とプラスアルファのアイデアが出てくるので、毎回、提案するときにドキドキします。


田中: そうそう。石﨑さんが素敵な提案をしてくれるから、だったらこんなこともできちゃう?って、どんどんアイデアが広がっていくんです。


石﨑: そこでまた私が頭を悩ませる。「どうしよう、どうやって作ろう?」って(笑)。でも、それが良い経験になって、勉強になって、他のユーザーさんにご提案しやすくなるので、ありがたいです。「できない」と諦められている方もいるかもしれませんが、以前こういうことができましたよ、という経験があると、提案の幅が広がります。


田中: オリジナル階段は、基本的に前例がないものなので、「どうやって作るの?」「これ作れるの?」という疑問が必ず出てきます。「メンテナンスも含めて大丈夫なのか?」、という不安もあります。御社はたくさんの事例があるので、オリジナル階段をお願いする工務店としては安心感があります。お客様も過去の実例を見て、イメージが湧きやすくなるので、安心して「じゃあお願いします」となるんだと思います。そこが御社の強みですよね。


石﨑: そうですね。いかにホームページの施工事例を見てもらえるかが重要になってくると思います。以前、他のエリアに営業に行った時に、設計士さんから「お客様から要望があったけれど、うちはできないと断っていた」という話を聞きました。しかし、弊社のホームページの施工事例を見た時に、「こういうことができるんだ」と分かったそうです。価格や技術的な問題もありますが、「お客様のご希望の階段は造れますが、どうされますか?」と提案できるようになったそうです。提案として投げかけることができるのと、「できない」と断るのとでは、ブランディング的にも全然違いますよね。お客様に寄り添った提案ができるようになったと喜んでいただけて、嬉しかったです。


田中: 設計士もお客様も御社もみんながハッピーになる話ですね。お客様も嬉しいし、会社も自信を持って提案できるようになるのは素晴らしいことです。


石﨑: 一度打ち合わせをして、見積もりを出して、その上でやっぱりやめます、というのでもいいんです。ただ、設計士さんがお客様の夢を叶えるような提案ができれば、それはありがたいことです。実績があれば、また次回似たようなお話があった時に、今度はご注文という形でお話しいただけるかもしれません。なので、設計士さんやビルダーさんには、どんどん情報提供をしていきたいと思っています。


田中: では、次に工事現場での施工の話にしましょうか。


石﨑: ええ、施工時の問題点についてお話しましょう。この階段は、CADで図面を書かせていただいて、注文をいただいたんですが、実際に施工するまでにすごい時間がかかりました。私は現場に行けなかったんですが、図面を最初の段階で打ち合わせして承認をいただいていたので、大工さんがその図面を見て施工してくれたそうです。今までにない階段でしたが、図面通りに施工してもらえたというのは、本当に良かったです。


田中: 石﨑さんが書いてくれる図面は、すごく細かく丁寧に書かれているので、現場が助かると思います。階段の図面にはシビアな寸法が求められるのですが、ふわっとした寸法の図面で進める会社さんもあって、現場で困るという話も実際にあります。そんな中、石﨑さんの場合は図面の精度も高いですし、現場に納材してもらう木材の精度も高いので、現場の大工さんは本当に助かっています。


石﨑: 正直、私も心配だったんですよ。「大丈夫かな?」と。でも、後で確認したら「大丈夫だったよ」とあっさり言っていただけたので、安心しました。


田中: 階段だけでなく、手すりにもこだわっていますよね。


石﨑: そうですね。今回の手すりの納め方は初めての納め方だったので、手摺も頭を悩ませました。


田中: この手すりは言葉では伝えきれない造形になっているので、写真を見てもらうしかないですね。


石﨑: そうですね。写真でも、まだまだ伝えきれない部分があると思いますが。





田中: オーバーハングで少し前に出したこの手すりの発想は、元々は展望台の手すりのようなイメージから始まっています。この手摺の握り棒にエアプランツやシダ植物などを吊るしたら素敵なんじゃないか、と。


石﨑: その思いは受け取りました。ただ、それを実現しようとすると、色々な問題がありました。抜け感を出そうとすると手摺の支柱の数を減らさないといけないし、アクリルパネルを施工できるのか?、強度はどうなのか?、手すりをオーバーハングにするにはどうすればいいのか?、安全性も確保しつつデザイン性も高くするにはどうすればいいのか?、など、本当に悩みました。工場内でも、施工方法や取り外し方法、メンテナンス時の問題点など、色々な議論がありました。





田中: 是非、工場の方のお話も聞いてみたいですね。見た目だけでなく、強度や安全性を両立させようとすると、どうしても難しさが生まれます。かっこよければそれでいい、という世界ではないですからね。その両方を実現してくれる石﨑さんはすごいです。


石﨑: 安全第一で、その縛りがある中でどこまでデザイン性を追求できるか、今までにないものを作れるか、お客様の夢を叶えられるか、ということを常に考えています。


田中: この家の階段の手すりも、危なくないし、使いにくいこともないし、きちんと機能しつつ、狙い通りの抜け感が実現できたと思います。


石﨑: 実際に出来上がってみると、ここまで抜けて見えるんだ、と実感できて、やってよかったと思いました。


田中: 本当に良かったです。階段が完成したのは、石﨑さんのおかげです。


石﨑: 今回の経験で、また新しい知識を得ることができました。これを活かして、他のユーザーさんや工務店さんに、色々な提案をしていきたいと思っています。


田中: この階段を見て、「いいな」「素敵だな」と思う人はたくさんいると思います。もっと多くの人に知っていただきたいですね。


石﨑: そうですね。


田中: それでは、鳥取店のモデルハウスの階段の話は一旦以上としましょうか。ありがとうございました。懐かしい話ができて楽しかったです。


石﨑: こちらこそ、ありがとうございました。






【 階段メーカー 株式会社タハラ 】

  • 創業:1985年4月1日
  • 所在地:広島県廿日市市木材港北15番1号
  • 電話番号:0829-32-6162
  • 従業員数:71名(2024年)
  • 施工画像:2300件以上
  • 販売エリア:北海道から沖縄までの日本全国対応可能
  • HPのURL:https://wood-tahara.co.jp/
  • 問い合わせ先:https://wood-tahara.co.jp/contact/
  • TVや雑誌などのメディア掲載実績も多数







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「階段」は、家族の毎日を繋ぐ大切な場所。
クレバリーホームでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや想いを丁寧に汲み取り、世界に一つだけのオリジナル階段をデザインいたします。


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経験豊富な建築家と、技術力に優れた階段メーカーとの連携により、お客様の理想を形にします。



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